皮膚科学校保健活動の連携図と解説

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日本臨床皮膚科医会では平成5年に学校保健推進委員会を組織して以来、皮膚科医による皮膚科学校保健の活動を推進してきました。文部科学省による皮膚科医も参画した事業が開始されるのを機に、平成16年、学校保健委員会と名称を改め、各都道府県支部の学校保健担当の先生方とともに全国的な活動を目指して活動を行っています。
この活動をより発展させるため、今日では、日本小児皮膚科学会学校保健委員会、日本皮膚科学会学校保健に関するワーキンググループと連携体制を構築して学校・保護者に向けた皮膚科関連のさまざまな統一見解を策定し、医会・学会の統一した見解として広報しています。また、日本小児皮膚科学会学校保健委員会、日本皮膚科学会東京支部とお互いの活動を補完する形で協力しつつ学校・幼稚園・保育所に講師派遣を行い、指導・助言する活動を展開しており、委員会ではその際に用いる教材の編集にも取り組んでいます。
これらの皮膚科学校保健活動を日本医師会の活動や学校保健政策に反映させるべく、日本医師会学校保健委員会、文部科学省・日本学校保健会の委員会・協力者会議にも要請に基づいて担当常任理事・委員を派遣しており、協力しています。